米グーグル:中国売上高が増加、広告など好調-撤退騒動の影響緩和

インターネット検索最大手の米グ ーグルは、中国でのディスプレー広告と輸出マーケティングに対する 需要が顧客増加に寄与し、同国での売上高が伸びていることを明らか にした。グーグルは中国語サイトの検索結果の自主検閲をめぐり、同 市場からの撤退を示唆していた。

グーグルのアジア太平洋地域担当バイスプレジデント、ダニエ ル・アレグレ氏は7日、北京でインタビューに応じ、「過去1年で中国 市場がわれわれにもたらす収入を得る機会があることを確信した。デ ィスプレー広告は大きな好機だ」と述べた。

同氏は、ディスプレー広告とウェブ検索、中国企業による海外ウ ェブサイトでのマーケティング活動を合わせた中国からの売上高が増 加したと説明。具体的数値は示さなかった。ただ、グーグルが中国語 サイトの検索結果の自主検閲を打ち切る意向を明らかにした今年1月 以降、中国市場で競合する百度(バイドゥ)との差は広がった。

上海のインターネット調査会社iリサーチが10月発表したとこ ろによれば、グーグルのウェブ検索における中国市場シェアは7-9 月(第3四半期)が24.6%と前四半期の26.8%から低下し、2007年 10-12月(第4四半期)以来の低水準となった。これに対し、百度の シェアは72.9%と、4-6月(第2四半期)の71%から上昇した。

アレグレ氏は、グーグルのウェブ検索事業は引き続き「堅調だ」 と語った。詳細については言及を避けた。

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