EU財務相ら:救済基金の拡大決めず-2日にわたる会合終了

欧州連合(EU)の財務相らは 6、7両日の会合で、7500億ユーロ(約83兆円)のユーロ圏救済 基金の拡大を決めなかった。市場の不安沈静化を欧州中央銀行 (ECB)による債券購入に委ねる形で会合を終えた。

スペインとポルトガルの財政赤字削減能力に信頼を示すととも に、基金は緊急時に両国を支えるのに十分との認識を示した。

ドイツのショイブレ財務相は7日ブリュッセルで会合後に、ユ ーロ崩壊を見込む取引は「お金の無駄」と発言し、「われわれは市 場を神経質にさせるのではなく、市場が状況について、より現実的 な見方ができるように、あらゆる措置を講じるべきだ」語った。

また、ベルギーのレインデルス財務相は会合後の記者会見で、 危機に際してEU加盟国に金融支援を行う恒久的ないかなるメカ ニズムについても規模を決定していないとし、メカニズムについて は今月のEU首脳会議で協議されると続けた。

11月28日に合意したアイルランド向け850億ユーロの救済 パッケージについては、7日のEU財務相理事会で、EUの予算か ら拠出する225億ユーロを承認。また、財政赤字をEU規定であ る国内総生産(GDP)比3%以内とする目標の達成期限1年遅ら せ2015年とした。

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