米ウォルマートの性差別訴訟:集団訴訟扱いの妥当性、最高裁が判断へ

小売り世界最大手、米ウォルマー ト・ストアーズの女性従業員らが起こした性差別をめぐる訴訟で、米 連邦最高裁は6日、同社の上告に応じ、集団訴訟の扱いを認めたサン フランシスコ連邦高裁の決定の妥当性について判断する方針を明らか にした。

この訴訟をめぐっては、集団訴訟の頻発に歯止めをかけたいバン ク・オブ・アメリカ(BOA)やマイクロソフトなど19社が最高裁に 上告を支持するよう求めていた。

連邦高裁は、報酬や昇格に男女差別があったとしてウォルマート の女性従業員6人が9年前に起こした訴訟を、2001年以降に傘下のサ ムズ・クラブを含む計4400店舗で勤務した女性全員を対象とする集団 訴訟として扱うことを認定。これに対しウォルマートは、異なる職歴 の従業員を対象にした訴訟を一本化した高裁の判断には不備があると 反論していた。

最高裁は来年早期に双方の主張を聞き、同年7月までに判断を下 す可能性が高い。

雇用差別をめぐる集団訴訟としては米史上最大規模となる今回の 訴訟で、最高裁が高裁の判決を再検討する決定を下したことにより、 コストコ・ホールセールやたばこメーカーを相手取って係争中の同様 の訴訟にも影響が及ぶ可能性がある。

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