アジア株:5日続伸、商品株上昇-回復が安定化しつつあるとの観測

7日のアジア株式相場は5営業日 続伸。世界の景気回復が安定しつつあるとの観測から、商品関連株を 中心に買われた。オーストラリア準備銀行(中央銀行)が政策金利を 据え置いたほか、米財務省はシティ・グループの保有株売却を発表し た。

世界最大の鉱山会社、英・オーストラリア系BHPビリトンと同 3位のリオ・ティントはシドニー市場でともに1%余り上昇。ニュー ヨーク市場での石油と金属価格の値上がりを好感した。中国最大の石 油会社、ペトロチャイナ(中国石油)は2.2%高。時価総額で豪銀最 大のコモンウェルス銀行は1%高。一方、ドル相場が対円で約3週間 ぶり低水準に弱含み、海外での利益が目減りするとしてホンダを中心 に日本の輸出株が下げた。

パリー・インターナショナル・トレーディング(香港)のマネジ ングディレクター、ギャビン・パリー氏は、「救済を受けた大手米銀の 1行が再び自立するのを市場は好ましいと思うはずだ」と指摘。「2008 年の危機の結びの章と見ることもできるかもしれない。全体的な米景 気回復の流れにもぴったり合致する」と語った。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後3時8分現在、前日比

0.2%高の133.94。一時は同0.2%下落していた。このままいけば、約 1カ月ぶりの長い上昇局面となる。指数構成銘柄のうち、値上がりと 値下がりの割合はほぼ同じ。

日経平均株価の終値は前日比26円13銭(0.3%)安の1万141 円10銭。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE