船井電株急伸、フィリップス関連在庫問題の一巡評価-メリル証格上げ

AV家電を手がける船井電機の株 価が急伸。前日比6.9%高の2965円まで買われ、4カ月ぶりの高値水 準となった。メリルリンチ日本証券では、フィリップスブランドのテレ ビの在庫問題にめどがついたことなどを評価し、6日付で投資判断を 「アンダーパフォーム」から「買い」に引き上げた。

メリル証の片山栄一アナリストはリポートで、「40型以上を中心 に5カ月以上あったフィリップスブランドの在庫が、12月には2カ月 前後まで圧縮され、1-3月には1カ月割れまで引き下げることが出来 る見込み」だと指摘。在庫削減の影響で今期(2011年3月期)以降の 業績予想を下方修正しながらも、「予想以上に早く在庫処分が完了する ことで、短期的な業績のモメンタムは改善へ向かおう」と予想した。

同氏はさらに、11年の北米テレビ市場は2年連続で台数成長がマ イナスになり、購入者が低所得者層に本格移行することで、船井電にと って安定した価格で数量シェアを維持できるステージに入ったとみてい る。こうした点を評価し、目標株価を2100円から3800円に引き上げた。

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