ナイジェリア産油地帯の暴動、軍事的解決策はない-武装勢力の指導者

ナイジェリアの武装勢力の指導者 で、テロの罪で南アフリカ共和国で公判中のヘンリー・オカー氏は、原 油が豊富に埋蔵されているナイジェリアのニジェール川デルタ地帯で相 次ぐ暴動について、軍事的な解決策はないとの見方を示した。

オカー氏は勾留されている南アのヨハネスブルクからブルームバー グに電話をかけた後、5日のインタビューで「何千人もの人々が戦おう としており、戦いは続く」と予想。「もし手に入れることができるな ら、何千という数の武器を命と土地を守るためデルタの人々に与えるだ ろう」と述べた。

ナイジェリアのジョナサン大統領が同国の独立50周年を祝ってい た10月1日、首都アブジャで自動車2台が爆発。オカー氏(45)はヨ ハネスブルクで逮捕された。この爆発事件は産油地帯の主要な武装勢力 「ニジェール・デルタ解放運動」(MEND)が犯行声明を出した。政 府はオカー氏がMENDを率いていると主張している。

ニジェール川デルタ地帯でのMENDなど武装勢力による暴動の影 響でナイジェリアの原油生産は2006-09年に28%以上落ち込んだ。 MENDは、この地域が中央政府に税金を支払いつつ、排他的支配権を 得ることを望んでいる。

オカー氏はMENDの指導者であることを否定したが、さまざまな 武装勢力に対して影響力があることを認め、「マスター(指導者)と呼 ばれている」と述べた。

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