北川鉄株買われる、旋盤用チャックの需要増で中国に生産子会社設立

北川鉄工所株が一時、前日比2.1% 高の148円まで上昇。中国で伸びている工作機械周辺機器の旋盤用チ ャックの需要増を受け、同国に生産子会社を設立したと前日に発表、 将来の収益貢献を見込む買いが入った。

同社6日、中国に工作機械周辺機器などを製造する生産子会社を 設立した。投資額は1375万米ドル、2012年2月からの生産開始を予 定し、12年度の販売計画は1億1500万円。工作機械の周辺機器事業 を先発稼働させ、その後旋盤用チャックの現地生産を開始する。

同社総務部の門田広夫氏はブルームバーグの取材に、「旋盤用チャ ックの需要は、インドを含むアジアなど世界で伸びている」と指摘。 特に中国で需要が伸びており、今回の生産拠点設立に至った。同子会 社は、同社の海外生産拠点としてはタイの鋳物工場に続く2カ所目。 10年3月期の海外売上高27億7000万円のうち、22億円はアジアから で、そのほとんどはタイだという。同社の前期連結売上高303億円に 対するアジアの売上高占有率は7.3%。

門田氏は将来の現地販売について、工作機械の需要の伸びに合わ せ、徐々に拡大していくとの見通しを示している。日本工作機械工業 会によると、10年1-10月累計の中国からの工作機械受注額は前年同 期比3.7倍の1998億円となっている。

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