ピジョン株が続落、今期利益予想を減額-円高や中国流通体制再構築

育児用品トップのピジョン株が一 時、前日比2.6%安の2673円と続落。円高などの影響で海外事業の売 上伸長率が想定を下回ったとし、今期(2011年1月期)の利益予想を 減額したため、収益性の低下を嫌気した売りに押された。

同社は6日、11年1月期の連結営業利益予想を従来計画の55億 円から18%下振れる45億円に下方修正した。前期比では19%増益予 想が一転、2%減益に落ち込む。急激な円高進行に加え、急速に事業 拡大した中国の流通体制再構築の影響などから、海外事業の売上伸長 率が想定を下回っているため。

同社のIR広報室の北川健二氏によると、海外事業の売上高は「第 3四半期までで、当初計画との差は13億9000万円」という。また、 02年に上海現地法人を設立、本格的に事業を開始して以来、順調に伸 びてきた中国事業に関しては「小売店での販売状況は変わらず伸びて いる」と話した。同社の10年2-10月期(第3四半期累計)の中国 を含むアジアでの海外売上高は88億円で、連結売上高全体に占める割 合は21%となっている。

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