EU:国連の温暖化対策合意案「複雑過ぎる」、協議進まず-COP16

メキシコのカンクンで開催中の 国連気候変動枠組み条約第16回締約国会議(COP16)に出席して いる欧州連合(EU)代表はこの会議について議論の進行が遅いと指 摘し、今週中に温暖化ガス削減について合意に達するためには各国閣 僚らが交渉のペースを速める必要があるとの見方を示した。

欧州委員会のヘデゴー委員(気候変動対策担当)は、国連が先週 末発表した合意目標の概要に関する文書に触れ、「文書は依然として かなり長過ぎる」と指摘。「選択肢が非常に多く、複雑過ぎる」との 見方を示した。会議には193の国と地域が参加している。

ヘデゴー委員は、各国は交渉のペースを「速め」、鍵となる争点 について歩み寄る姿勢を示す必要があると述べた。11月29日から始 まった1週目の協議では、1997年に採択された京都議定書が2012年 に期限を迎えた後の二酸化炭素排出削減の枠組みに関して先進国と途 上国の意見が対立した。

ボリビアはこの日、今週の協議について、各国の担当者は排出削 減に関してより踏み込んだ提案をしておらず、会議の合意案からは 「自然の権利」という表現が抜け落ちたままだとあらためて指摘した。 COP16は10日に閉幕する予定。

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