ブラジル株:ボベスパ指数は4営業日ぶり下落-利上げ再開を懸念

6日のブラジル株式市場では、指 標のボベスパ指数が4営業日ぶり下落。与信抑制策による業績悪化懸 念から銀行株や小売株が売られた。

ネット通販で同国最大手のB2Wコンパニア・グローバル・ド・ バレジョを中心に小売株が安い。政策当局が来月にも利上げを再開す るとエコノミストらが予想したことが売り材料となった。バンコ・サ ンタンデール・ブラジルは前営業日に続き金融株の下げを主導。同国 中央銀行が融資抑制に向けて預金準備率を先週引き上げたことが嫌気 された。

ボベスパ指数は前週末比0.3%安の69551.81。同指数構成銘柄 のうち値下がりは47銘柄、値上がりは20銘柄。通貨レアルは0.7% 高の1ドル=1.6749レアル。

レメ・インベスチメントスの運用担当者ジョアン・ペドロ・ブル ガー氏は「預金準備率引き上げは銀行株の重しとなる可能性がある」 と指摘した。

先週末3日の取引では、中銀によるインフレ抑制措置で利上げ見 通しが後退したことからボベスパ指数は3日続伸し、週間ベースで1 カ月ぶりの大幅高となっていた。

ブラジル中銀が6日に発表したエコノミスト約100人を対象に 実施した調査では、政策金利が1月の会合で11.25%(中央値)に引 き上げられると予想された。前週には10.75%での据え置きが見込ま れていた。

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