欧州株:上昇、米FRB議長の緩和拡大示唆で-資源・化学株が高い

欧州株式相場は上昇。資源株と 化学株を中心に買いが入った。バーナンキ米連邦準備制度理事会(F RB)議長が国債購入プログラム拡大の可能性に言及したことが背景。

ドイツの建設会社、ホッホティーフが上昇。カタールの政府系投 資ファンド(SWF)、カタール・ホールディングが主要株主に なったと発表したことが好感された。銅相場高を背景にスイスの産銅 会社エクストラータも高い。独化学メーカーのBASFも上昇。ゴー ルドマン・サックス・グループが化学業界の投資判断を引き上げたこ とが手掛かりとなった。

アイルランド銀行は13%の大幅高。米プライベートエクイティ (PE、未公開株)投資会社JCフラワーズの創業者、クリストファ ー・フラワーズ氏が、アイルランドの銀行資産に引き続き関心を寄せ ていると明らかにしたことが買い材料。

ストックス欧州600は前週末比0.2%高の271.38。11月9 日に付けた年初来高値まで1%未満に迫った。欧州中央銀行(ECB) が緊急融資措置と国債購入プログラムを延長し、ポルトガルとアイル ランドの国債を購入したことを受け、同指数は先週1.6%上昇した。

マネコアのシニアトレーダー、マノジュ・ラドワ氏(ロンドン在 勤)はブルームバーグテレビジョンに対し、バーナンキFRB議長は 「これ以上の政策金利の引き下げをもはやできないことから、国債購 入拡大の方法にたどり着いた。これが唯一残された手段だろう」と語 った。

6日の西欧市場では、17カ国中9カ国で主要株価指数が上昇。 フィンランド株式市場は独立記念日の祝日で休場だった。

ホッホティーフは4.3%上昇。エクストラータは3.4%上げた。 BASFは1.4%高。ゴールドマン・サックスは欧州の化学業界の投 資判断を「慎重」から「中立」に上方修正した。

ユーロ圏財務相会合がブリュッセルで開催されているが、ソブリン 債危機に歯止めをかける方法について意見が分かれている。ベルギーの レインデルス財務相は4日、7500億ユーロ(約83兆円)規模の基金 の拡大はあり得ると発言。メルケル独首相やサルコジ仏大統領と異なる 姿勢を示した。ルクセンブルクとイタリアがこの日、欧州共通債である 「Eボンド」の創設を呼び掛けたが、ショイブレ独財務相は反対を表明 した。

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