スティグリッツ氏:米量的緩和、「著しい」効果もたらす可能性は低い

ノーベル経済学賞受賞者のジョ ゼフ・スティグリッツ氏は、米連邦準備制度理事会(FRB)による 6000億ドル規模の国債購入が米景気を後押しする可能性は低いとし、 むしろ米政府による追加の財政出動を求めた。

米コロンビア大学の経済学教授であるスティグリッツ氏は6日、 米経済専門局CNBCとのインタビューで、「量的緩和が著しい効果 をもたらすということに極めて悲観的だ」と発言。「先に実施された 経済刺激策は機能したと考える。実際に景気を刺激した。刺激策が実 施されていなかったならば、失業率はさらに高水準となっていただろ う」と述べた。

同氏はまた、「量的緩和」として知られるFRBの資産購入プロ グラムで「投機的バブル」やドルの下落につながる可能性があると指 摘。その上で、これは大恐慌時代に起きた「近隣窮乏化」的な通貨切 り下げ競争の21世紀版に相当するとの見方を示した。

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