オンコセラ株急騰、眼科領域ワクチンを塩野義に供与-収益寄与期待

がん治療薬の開発を手掛けるオン コセラピー・サイエンス株が午後2時以降に急騰。一時前週末比4.2% 高の18万3000円と11月12日以来、約3週間ぶりの高値水準に戻し た。同社が開発した眼科領域疾患に対する治療用ワクチンのライセン スを塩野義製薬に供与することが明らかになり、短中期業績への寄与 を見込む買いが膨らんだ。

午後2時直前の株価は同1.4%高の17万8200円だった。午後2 時から約20分間で980株の売買が約定、同時刻までの累積出来高(1900 株)の52%を占めた。

オンコセラによると、今回塩野義に独占的開発・製造・販売権を 供与したのは、加齢黄斑変性症など網膜で異常が起こる眼科領域疾患 を対象とした治療用ワクチン。6日付でのライセンス契約締結に伴い、 オンコセラは塩野義から契約一時金、マイルストーン、新薬発売後の ロイヤルティーを受け取ることになっているが、「契約上の問題で、ニ ュースリリース以上のことは公表できない」と、オンコセラ広報担当 の高瀬由美子氏は話している。

会社側の今期(2011年3月期)連結業績予想は、売上高が前期比 17%増の61億3100万円、純利益が同4.9%増の5億3500万円。

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