世界の広告市場は来年も回復持続、ネットと新興市場が寄与-調査

世界の広告市場は、インターネッ ト・マーケティングの普及と新興国・地域の支出拡大がけん引し、来 年も回復が持続する見通しだ。調査会社のゼニスオプティメディア・ グループとマグナ・グローバルが予想している。

フランスの広告サービス会社ピュブリシス・グループ傘下のゼニ スオプティメディアは、広告支出が2010年に4.9%増と「驚くべき強 さ」を示した後を受けて、来年も4.6%増えると予測した。

同社によれば、ウェブ広告が広告市場全体の3倍のペースで成長 しており、中国は来年、米国、日本に次いで世界3位の広告市場とな る見込み。ただ、広告支出は2008年の金融危機後に回復しつつあるも のの、伸び率は「長期的トレンドの6%」をなお下回っているという。

スティーブ・キング最高経営責任者(CEO)はリポートで、「今 回の調査結果の鍵となるのは、新興市場およびデジタルメディアの持 続的拡大と、世界的な成長の推進力としてそれらが中心的な役割を果 たしているという点だ」と説明した。

米インターパブリック・グループ傘下のマグナは、来年の世界の 広告売上高を5.4%増の4120億ドル(約34兆1600億円)と予想し、

4.2%増としていた従来の見通しを上方修正した。アルゼンチンやイン ド、中国を中心に増えるとみている。今年についても同社の従来の予 想(5.6%)を上回る6.9%の伸びとなる見通しだ。

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