ガイシ株急反発、セラミック伸び業績上振れ期待-クレディS格上げ

日本ガイシ株が一時、前週末比3.9% 高の1334円と大幅反発。通期(2011年3月期)業績予想を10月に下 方修正したが、非ガスフィルターなどセラミック事業が好調で、下方 修正後の会社計画に対し、業績は上振れの可能性があるとの見方が一 部アナリストから示された。足元の業況を見直す買いで10月28日以 来、約1カ月半ぶりの高値水準を回復した。

クレディ・スイス証券の山田真也アナリストは3日付の投資家向 けリポートで、「排ガスフィルター事業だけでも十分投資対象になる」 と指摘。投資判断を従来の「中立」から「アウトパフォーム」に、目 標株価を1350円から1500円に引き上げた。

山田氏によると、主力のセラミックス部門では中国や欧州の自動 車市場の回復、建機向けなどの新規排ガス規制に伴う需要増が予想さ れ、下方修正された電力関連事業も中国の碍子需要は来期から回復す る見通し。また、NAS電池も海外生産の発表が見込まれるという。

同社は10月28日、NAS電池など電力関連事業の下方修正によ り、11年3月期の連結営業利益予想を340億円から300億円(前期比 21%増)に引き下げた。その後の株価は下落し、前週末3日までのパ フォーマンスはマイナス17%と低迷している。もっとも、クレディS 証では、11年3月期の連結営業利益を前回計画程度の330億円と予想 している。

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