米DEショー:日本の企業年金にオルタナティブ販売強化-拠点を拡大

米資産運用会社のDEショーは、日 本の企業年金などを対象に、オルタナティブ(代替)投資商品の販売を 強化する方針だ。さまざまなタイプの資産への投資を通じてリスク分散 を重視する傾向を強めている年金基金からの需要が見込めるとみて、す でに日本拠点の拡大にも乗り出す。

同社の執行委員会メンバーでアジア事業を統括するジュリアス・ガ ウディオ氏(40)は3日のインタビューで、「日本の人口動態を考える と、年金資産の運用は他のどの国よりも興味深く積極的に関わりたい」 と強調。日本での受託資産は増えていくとの見通しを示した。資産増加 に伴い日本の人員も増やしていく考えだ。

DEショーは今年9月、東京に顧客サービス拠点を開設した。米運 用会社PIMCOの日本支社開設に携わり、市場への定着に貢献したス コット・ロウニー氏(47)を日本代表に抜てきした。ロウニー氏は「経 験から言えば、期待に沿う運用結果を出し、顧客サービスに満足しても らえれば年金は息の長い投資家になる」と述べた。

10月1日時点での同社の世界での受託総額は約200億ドル(1兆 6700億円)で日本の顧客の受託額は数億ドルにとどまる。ロウニー氏は 「日本の企業年金ではオルタナティブ投資が徐々に拡大し、資産の1割 以上を占めに至るなど活発になっている」と指摘した。オルタナティブ とは株式や債券でなくヘッジファンドなどの新たな投資商品を指す。

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