アルコニク株急落、最大16億円の公募増資-需給悪化懸念

非鉄金属専門商社のアルコニック ス株が急反落。主軸のアルミ・銅取引の維持拡大やレアメタル関連事 業強化に向け、最大16億円の公募増資を実施すると3日に発表。これ を受け需給悪化、1株価値の希薄化を警戒した売りが集中した。

午前10時3分現在の株価は前週末比7.9%安の1569円。東証2 部の下落率3位。一時12%安の1500円と9月9日以来、約2カ月ぶ りの安値を付けた。2009年6月9日(13%)以来で最大の下落率だ。 出来高は13万1100株と、前週末6600株をすでに大きく上回る。

ファイナンス後の発行済み株式総数は、最大で現状比19%増の 634万4800株となる見込み。87万株の新株発行のほか、7万7400株 の売り出し、上限14万2000株のオーバーアロットメントによる売り 出しも予定している。また、今月24日付で東証1部に昇格する、とも 3日に発表した。

アルコニクによると、中国など資源国の輸出規制といった資源ナ ショナリズムの台頭などに対応するため、レアメタルやシリコンなど の分野で合弁事業に出資を行うほか、企業の合併・買収(M&A)も 積極的に行う方針だ。調達資金はレアメタルなどの供給確保のため、 使いたいとしている。

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