BP:事故油井の流出量、政府発表を最大50%下回ると推計-委員会

英BPが、メキシコ湾のマコンド 油井の爆発事故に伴う原油流出量について米政府が発表した数値を最 大50%下回っていたと推計している可能性があることが、米政府の BPディープウォーター・ホライズン原油流出事故委員会のスタッフ の話で明らかになった。

事故委員会は3日ワシントンで、BPによる10月21日の報告 書を協議したが、その中で同社は米政府が約500万バレルとしてい る流出量の推計は「早計で不正確」と指摘している。

同委員会は11月22日の報告書で、BPと10月22日に実施し た会合について触れ「BPは流出量の自社推計を公表していないが、 マコンド油井からの総流出量を490万バレルとしている政府の推計 は20-50%過大報告との見方を示唆している」と報告した。

問題になっているのはBPの潜在的な責任の範囲だ。連邦法は米 海域への原油流出に責任のある企業に対し1バレル単位で罰金を科し ており、重過失による事故の場合、罰金はさらに引き上げられる。4 月20日にBPの油井で発生した爆発事故では、作業員11人が死亡 し、87日間にわたってメキシコ湾に原油が流出。湾内の漁業区域の 約3分の1が閉鎖された。同委員会は調査結果について来年1月の早 い時期にオバマ米大統領に報告する予定。

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