12月6日の海外株式・債券・為替・商品市場(Update2)

欧米市場の株式、債券、為替、 商品相場は次の通り。

◎NY外為:ユーロ下落、危機対応で欧州当局者の見解に相違

ニューヨーク外国為替市場では、ユーロが主要通貨の大半に対し て下落。欧州当局者の間でソブリン債危機の対応策をめぐり意見が分 かれていることが嫌気された。

主要6通貨のバスケットに対するドル指数は、4営業日ぶりに上 昇した。バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長が国債購入 の規模を拡大する可能性を示したのが手掛かりだった。ベルギーのレ インデルス財務相はユーロ圏救済基金の拡大もあり得ると発言し、ド イツのメルケル首相、フランスのサルコジ大統領と異なる姿勢を示し た。アイルランド議会は7日、予算案を採決する。欧州連合(EU) などが支援策を実施するには予算案の可決は必須だ。

ゲイン・キャピタル・グループ傘下のオンライン為替取引会社F OREXドット・コム(ニュージャージー州ベドミンスター)のチー フストラテジスト、ブライアン・ドーラン氏は、「基金の拡大をめぐ ってユーロ圏内で見解の相違が生じているのは、EU内の亀裂を示し 始めている」と述べ、「それがユーロを押し下げている」と続けた。

ニューヨーク時間午後4時27分現在、ユーロは対ドルで

0.8%下げて1ユーロ=1.3304ドル。前週末は1.3414ドルと、 終値としては11月22日以来の高値だった。対円でのユーロはこの 日、0.7%下げて1ユーロ=109円98銭。前週末は110円73銭 だった。

EU内の意見相違

レインデルス財務相は4日、記者団らに対し、7500億ユーロの 支援基金について、規模拡大もあり得るとの見解を明らかにした。同 財務相は、ブリュッセルでの財務相会合でポルトガルの今後について 議論すると発言した。

レインデルス財務相はまた、「われわれがこれを向こう数週間な いし数カ月で判断するとしたら、それを現在の措置に直ちに適用した らどうだろうか」と発言した。

欧州中央銀行(ECB)の政策委員会メンバー、クアデン・ベル ギー中銀総裁も、基金の規模拡大に賛成の意向を示した。ユーロ圏財 務相会合のユンケル議長(ルクセンブルク首相兼国庫相)とイタリア のトレモンティ経済・財務相は、英フィナンシャル・タイムズ紙に書 簡を送り、欧州共通債である「Eボンド」の創設を呼び掛けた。

ユンケル議長とトレモンティ財務相によると、「Eボンド」は今 月にも設立される可能性のある「欧州債券機関(EDA)」が発行し、 欧州連合(EU)加盟国の国債発行高の最大50%となる可能性もあ る。またEボンドと現在の国債の交換も可能になる見込みだ。

これに対し、メルケル首相はEボンド構想に反対を表明。同首相 はベルリンで記者団らに対し、「現時点で基金を拡大する必要性を認 識していない」と述べるとともに、共通債の発行はEUの条約で認め られていないと指摘した。

年初来のユーロとドル

先進10カ国の通貨で構成するブルームバーグ相関加重通貨指数 によると、ユーロは年初から9.3%下落している。

HSBC銀行のアナリストによると、ユーロは2011年1-3 月に1ユーロ=1.25ドルまで下落する可能性がある。ユーロ圏のソ ブリン債問題が理由だ。同社はこれまで、ユーロは2011年いっぱ いは1.35ドル付近で推移すると予想していた。

ブルームバーグ相関加重通貨指数によると、ドルは年初から

1.3%下落。一方、円は12.2%上昇した。

この日のドルは円に対して1ドル=82.66円と、前週末の82 円53銭から上昇した。ドル指数は0.2%上昇した。

◎米国株:下落、FRB議長発言で政策不十分との見方

米株式相場は反落。S&P500種株価指数は4営業日ぶりに下 げた。米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長が米経済の 成長は失速しかねないとして、金融緩和策を拡大する可能性があると 示唆したことが背景にある。

バンク・オブ・アメリカ(BOA)は、2011年に格下げのリス クがあると野村ホールディングスに指摘されたことが嫌気されて下落。 医薬品のセルジーンは、S&P500種で値下がり率最大。同社の多 発性骨髄腫治療薬「レブリミド」について、ISIグループが二次が んの発症リスクを指摘したことに反応した。

一方、ネットワーク機器のシスコシステムズは、オッペンハイマ ーによる投資判断引き上げに反応し上昇。携帯電話事業者スプリン ト・ネクステルはワイヤレス通信インフラのアップグレードについて 詳細な計画を発表したことが好感され、買い進まれた。

S&P500種株価指数は前週末比0.1%安の1223.12。ダウ 工業株30種平均は19.90ドル(0.2%)下げて11362.19ドル。

キー・プライベート・バンク(オハイオ州クリーブランド)のチ ーフ投資ストラテジスト、ブルース・マケイン氏は、「心配の種は多 い」と指摘。「米国の失業率や欧州で起こっている問題を考えると、 今後上昇をけん引するのは何だろうか。懐疑的な見方が多くある。経 済指標や企業決算ではかなり良い数字が聞かれるが、投資家はより積 極的なスタンスを取るべきか、ディフェンシブになるべきかなおも確 信を持てない」と述べた。

先週は上昇

米株式相場は先週上昇し、1カ月ぶりの大幅高となった。経済指 標の改善や欧州中央銀行(ECB)による欧州債務危機への取り組み が好感された。

バーナンキFRB議長は経済成長について、自律的でない水準か らあまり遠くない状況にあると指摘。また、国債購入額が先月発表し た6000億ドルを超える公算があるとの見解を示した。

米労働省が3日発表した11月の雇用統計によれば、非農業部門 雇用者数は前月比3万9000人増加にとどまり、失業率は9.8%に 上昇した。

バーナンキ議長はCBSの報道番組「60ミニッツ」のインタビ ューで、「境界線に非常に近いところにいる。失業率を落ち着かせる には2.5%前後の経済成長が必要で、現状とほぼ同じだ。経済成長 は自律的でない水準からあまり遠くない状況だ」と語った。

「失望感」

S&P500種は3日、終値ベースでは上昇したものの、一時は

0.4%下落する場面があった。

PNCウェルス・マネジメントの主任投資ストラテジスト、ウィ リアム・ストーン氏は「誰もが景気の自律回復を期待しているが、実 際は依然として失速速度にあり、人々が望む回復ペースにはなってい ない。これが引き続き頭を悩ませている」と指摘。「雇用統計に対す る失望感もある。数字は悪く、状況の改善を示すさらなる兆候を待つ 必要がある」と続けた。

BOAは1.9%安の11.64ドル。野村ホールディングスは、 BOAとモルガン・スタンレー、シティーグループが格付け会社によ り11年の早い段階で格下げされるリスクが最も高いと指摘した。

セルジーンは8.2%安の55.64ドル。

シスコ、スプリント

シスコは1.9%高の19.43ドル。オッペンハイマーは、シス コ株の投資判断を「マーケットパフォーム」から「アウトパフォーム」 に引き上げた。同社株は市場シェア低下への懸念をすでに反映してい ると、オッペンハイマーは説明している。

スプリントは6.4%高の4.17ドル。同社は、向こう3-5年 間でネットワークのアップグレードに最大50億ドルを投じる。

◎米国債:上昇、FRB議長発言で-国債購入拡大に期待

米国債相場は上昇。2年債利回りは3週間ぶりの水準に低下した。 米連邦準備制度理事会(FRB)が景気回復の支援に向け国債購入プ ログラムを拡大する可能性があるとの観測が背景。

10年債は4営業日ぶりに上昇。バーナンキFRB議長は前日放 送の米CBSの番組で、米失業率が5-6%前後という「より通常の」 水準に低下するまでに5年を要する可能性があると述べ、国債購入額 が先月発表した6000億ドル(約49兆6200億円)を超える公算 があるとの見解を示した。NY連銀はこの日、償還期間が2028年 8月から2040年11月までの国債を20億4400万ドル買い入れ た。

トラディション・アシール・セキュリティーズのブローカー、ポ ール・ホルマン氏(ニューヨーク在勤)は、「バーナンキ議長のコメ ントは、FRBが国債購入プログラム実施をまったく思いとどまるこ となく、むしろ拡大する可能性があることを示唆している。それが相 場上昇の要因になっている」と指摘。「NY連銀による国債買い入れ も相場の一段高を支えた」と述べた。

BGキャンター・マーケット・データによると、ニューヨーク時 間午後3時57分現在、10年債利回りは前週末比7ベーシスポイン ト(bp、1bp=0.01%)低下の2.94%。同年債(表面利率

2.625%、2020年11月償還)価格は19/32上げて97 11/32。 同利回りは3日、3.04%に上昇し7月28日以来の高水準を付けた。

2年債利回りはこの日5bp低下の0.43%。一時は0.42%と 11月10日以来の低水準となった。

バーナンキ議長の見解

バーナンキ議長はCBSとのインタビューで、国債購入を予定額 よりも拡大する「可能性があることは確かだ」とし、それは「同プロ グラムの効果」とインフレや経済の見通し次第だとの認識を示した。

米労働省が3日に発表した11月の雇用統計によると、非農業部 門雇用者数(事業所調査、季節調整済み)は前月比3万9000人増 加と、ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミストの予想中央 値(15 万人増)を下回った。家計調査に基づく11月の失業率は

9.8%で前月の9.6%から上昇した。

バーナンキ議長は、現在の水準で推移すれば、5-6%前後とい う「より通常の失業率に戻るのは4、5年先になる可能性がある」と 述べた。

同議長は、住宅などのセクターが一段と落ち込むことはないため、 リセッション(景気後退)への逆戻りは「なさそうだ」と指摘。長期 にわたる高失業率は引き続き信頼感に打撃を与える可能性があるとし、 「新たな景気減速を引き起こすリスクの主な要因となる」と続けた。

「安心感」

フェデレーテッド・インベストメント・マネジメントの国債・M BS担当共同責任者、ドナルド・エレンバーガー氏は、「必要ならば 国債購入を拡大するとしたバーナンキ議長の発言で、市場には安心感 が広がった」と指摘。「10年債利回りが3%水準を超えるのには困 難を伴った。同水準を超えるためには今後、好調な経済指標が必要と なるだろう」と述べた。

一方、米リッチモンド連銀のラッカー総裁は、FRBによる 6000億ドルの米国債購入プログラムについて、向こう数年でインフ レを加速させるリスクがあるほか、FRBの刺激策の引き揚げを複雑 にする恐れがあると指摘した。

米財務省による今週の660億ドル規模の中長期債入札を控え、 国債相場の一段の上昇は抑えられる可能性がある。財務省は7日に3 年債を320億ドル、8日は10年債210億ドル、9日には30年債 130億ドルをそれぞれ発行する。

バークレイズは米国債利回りが来年の下期に上昇するとの見通し を示した。米経済指標の改善に加え、財政赤字に再び市場の注目が集 まるため、欧州をめぐる不透明感の影響を打ち消すとの見方が理由。

バークレイズは3日の調査リポートで、10年債利回りは来年末 までに3.50%に達すると予想。従来予想の3.20%から引き上げた。

◎NY金:終値ベース最高値、通貨への不安で買い-1416.10ドル

ニューヨーク金先物相場は上昇。1オンス=1416.10ドルと、 終値ベースで最高値を更新した。米国が量的緩和を拡大するとの観測 と、欧州の債務危機が深刻化するとの懸念から通貨に替わる投資先と して金の魅力が高まった。

バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長は国債購入額が 先月発表した6000億ドルを超える可能性があるとの見解を示した。 欧州当局はソブリン債危機に歯止めをかける方法をめぐり意見が分か れた。金はユーロ建て、ポンド建てでそれぞれ最高値を記録した。

ラサール・フューチャーズ・グループ(シカゴ)の金属トレーダ ー、マット・ジーマン氏は「通貨の価値低下は新たな標準となった」 と指摘。「それがある限り、投資家は紙幣に対するヘッジとして金属 を買うだろう。金がさらに上値を追うのは明白だ」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物 2月限は前営業日比9.90ドル(0.7%)上昇した。一時は

1422.40ドルまで上昇し、11月9日に記録した取引時間中の最高 値1424.30ドルまであと1.90ドルに迫った。

◎NY原油:続伸、26カ月ぶり高値-米刺激追加への期待と寒波で

ニューヨーク原油先物相場は小幅続伸し、2年2カ月ぶり高値に 上昇した。世界最大の石油消費国、米国で景気刺激の措置が拡大され るとの観測が強まり、需要増加への期待が高まった。また欧米の寒冷 予報も買い材料となった。

米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長は国債購入プ ログラムを現行の6000億ドルから拡大する可能性を示唆。原油価 格は過去4週間で最長の連続高となった。米国の一部と欧州が厳しい 冬に入ったことで、暖房用燃料に買いが入った。

BNPパリバ・コモディティ・フューチャーズのブローカー、ト ム・ベンツ氏(ニューヨーク在勤)は、「一段高を支えるような明る い経済ニュースが相次いだ。寒波も追い風になった」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物1月限は前営 業日比19セント(0.21%)高の1バレル=89.38ドルで終了し た。2008年10月7日以来の高値。年初来では13%上昇した。

◎欧州株:上昇、米FRB議長の緩和拡大示唆で-資源・化学株高い

欧州株式相場は上昇。資源株と化学株を中心に買いが入った。バ ーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長が国債購入プログラム 拡大の可能性に言及したことが背景。

ドイツの建設会社、ホッホティーフが上昇。カタールの政府系投 資ファンド(SWF)、カタール・ホールディングが主要株主になっ たと発表したことが好感された。銅相場高を背景にスイスの産銅会社 エクストラータも高い。独化学メーカーのBASFも上昇。ゴールド マン・サックス・グループが化学業界の投資判断を引き上げたことが 手掛かりとなった。

アイルランド銀行は13%の大幅高。米プライベートエクイティ (PE、未公開株)投資会社JCフラワーズの創業者、クリストファ ー・フラワーズ氏が、アイルランドの銀行資産に引き続き関心を寄せ ていると明らかにしたことが買い材料。

ストックス欧州600は前週末比0.2%高の271.38。11月9 日に付けた年初来高値まで1%未満に迫った。欧州中央銀行(ECB) が緊急融資措置と国債購入プログラムを延長し、ポルトガルとアイル ランドの国債を購入したことを受け、同指数は先週1.6%上昇した。

マネコアのシニアトレーダー、マノジュ・ラドワ氏(ロンドン在 勤)はブルームバーグテレビジョンに対し、バーナンキFRB議長は 「これ以上の政策金利の引き下げをもはやできないことから、国債購 入拡大の方法にたどり着いた。これが唯一残された手段だろう」と語 った。

6日の西欧市場では、17カ国中9カ国で主要株価指数が上昇。 フィンランド株式市場は独立記念日の祝日で休場だった。

ホッホティーフは4.3%上昇。エクストラータは3.4%上げた。 BASFは1.4%高。ゴールドマン・サックスは欧州の化学業界の 投資判断を「慎重」から「中立」に上方修正した。

ユーロ圏財務相会合がブリュッセルで開催されているが、ソブリ ン債危機に歯止めをかける方法について意見が分かれている。ベルギ ーのレインデルス財務相は4日、7500億ユーロ(約83兆円)規模 の基金の拡大はあり得ると発言。メルケル独首相やサルコジ仏大統領 と異なる姿勢を示した。ルクセンブルクとイタリアがこの日、欧州共 通債である「Eボンド」の創設を呼び掛けたが、ショイブレ独財務相 は反対を表明した。

◎欧州債:スペインとイタリア債下落-危機対策でユーロ圏分裂警戒

欧州債市場ではスペインとイタリアの国債が下落した。ソブリン 債危機の解決策をめぐりユーロ圏当局者で意見が分かれているとの観 測が広がったことが背景にある。

両国債のドイツ国債に対するプレミアム(上乗せ利回り)は4営 業日ぶりに拡大。アイルランドとポルトガルの国債は、他国債を上回 るパフォーマンスだった。トレーダーによると、複数の中央銀行がア イルランドとポルトガルの国債を購入した。

この日開催されるユーロ圏財務相会合は、資金調達で苦慮してい る国を支援するための恒久的制度の詳細を協議する。欧州金融安定フ ァシリティー(EFSF)は2013年に欧州安定化メカニズム(E SM)に置き換えられる。

クレディ・スイス・グループの債券アナリスト、マイケル・クル ーズ氏(チューリヒ在勤)は、「ユーロ圏の制度をめぐる不透明感が 市場に織り込まれており、これが利回りを左右している」と指摘した。

ロンドン時間午後4時11分現在、スペイン10年債利回りは前 週末比12ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の

5.20%。同国債(表面利率4.85%、2020年10月償還)価格は

0.87ポイント下げ97.33。ドイツ10年債に対するプレミアムは 10bp拡大の229bp。

イタリア10年債利回りは5bp上昇の4.5%。ベルギー10年 債の利回りも5bp上げ3.96%となった。CMAによると、イタリ ア国債の保証コストを示すクレジット・デフォルト・スワップ(CD S)スプレッドは8.5bp上昇の217.5bp。スペイン国債の保証 コストは20bp上昇し317bpとなった。

一方、アイルランド10年債利回りは8.37%と、前週末からほ ぼ変わらず。ポルトガル10年債利回りは1bp上昇し6.09%。ド イツ10年債利回りは1bp低下の2.85%。

◎英国債:10年債,3日ぶり上昇-危機解決策でユーロ圏分裂の観測

英国債相場は上昇。ソブリン債危機の解決策をめぐりユーロ圏当 局者で意見が分かれているとの観測から、比較的安全な資産とされる 英国債に対する需要が高まった。

10年債相場は先月30日以降で初めて上げに転じた。イングラ ンド銀行(英中銀)が今週の政策決定会合で、過去最低水準の政策金 利を維持するとの見方が背景にある。バーナンキ米連邦準備制度理事 会(FRB)議長が国債購入プログラムの規模を拡大する可能性を示 唆したことで、債券の魅力が高まった。

ベルギーなどの中銀当局者はポルトガルやスペインなどが投機の 犠牲にならないよう救済基金の規模拡大を提案したが、ドイツのメル ケル首相がこれを拒否したことも、英国債相場への上昇要因となった。

モニュメント・セキュリティーズの債券アナリスト、マーク・オ ストワルド氏(ロンドン在勤)は、「英国債に代わる投資先には魅力 が感じられない」と述べ、ユーロ圏の債務危機が「英国債からの資金 流出に歯止めをかけるだろう。英国債の支援要因となっている」と語 った。

ロンドン時間午後4時43分現在、10年債利回りは前週末比2 ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の3.40%。過去 3日間では20bp上げていた。同国債(表面利率4.75%、2020 年3月償還)価格は0.16ポイント上げ110.67。2年債利回りも 2bp低下し1%となった。

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参考画面: 記事に関する記者への問い合わせ先: ニューヨーク 千葉 茂 Shigeru Chiba +1-212-617-3007 schiba4@bloomberg.net ニューヨーク 大塚 美佳 Mika Otsuka +1-212-617-5823 motsuka3@bloomberg.net Editor: Akiko Nishimae 記事に関するエディターへの問い合わせ先: 東京 大久保 義人 Yoshito Okubo +81-3-3201-3651 okubo1@bloomberg.net

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