日本を除くアジアの成長率は11年に7%に減速、10年は8.8%-UBS

アジア地域の経済成長率は来年低 下が見込まれるとのリポートをUBSが6日まとめた。中国が金融引 き締めを実施する一方、同地域の輸出が減速し、物価上昇の動きも安 定化するという。

UBSのエコノミスト、ダンカン・ウールドリッジ氏らのリポー トによると、日本を除くアジア地域の経済成長は2011年に7%が見込 まれ、10年の8.8%から低下する。インフレ率については、10年に4%、 11年に4.2%を予想している。

同氏は6日、ブルームバーグ・ニュースのインタビューで、アジ ア市場は成長減速には耐えられるが、インフレ率が上昇すると影響が 大きいと指摘。インフレ率が高まると、金融政策が、漸進的なアプロ ーチから急ブレーキを掛ける方向に転換するからだと語った。

中国の金融引き締めについては、積極的には行われないとの見方 を示した。世界経済が弱含む見通しにあるほか、消費者物価がうまく 制御されているため、同国内の経済が過熱していないことを理由に挙 げた。人民元相場に関しては、10年末までに1ドル=6.55元に、11 年末までに同6.2元に上昇すると予測した。

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