ECB:債券購入てこ入れ、「深刻な」市場の緊張で-先週は22週で最大

欧州中央銀行(ECB)は先週、 債券購入をてこ入れした。トリシェ総裁は先週の政策委員会後の記者 会見で、市場の「深刻な緊張」を指摘していた。

ECBによると、同中銀は19億6500万ユーロ(約2160億円) 相当の購入を決済した。規模は22週間で最大。同中銀によれば、今月 1-3日に行った購入の大半はまだ決済されていない。ECBは債券 購入によって増加した流動性を吸収するため、7日物預金の入札を7 日に実施する。

ECBは2日の政策委員会で、緊急の流動性措置の引き揚げ延期 を決めた。債券購入プログラムは「継続中」とも説明した。トリシェ 総裁が決定後に記者会見する中で、ECBはさらに国債を購入してい た。

ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループの欧州担当 シニアエコノミスト、ニック・マシューズ氏はこの日のECB発表に ついて、「先週の発言をある程度、数字で裏付けた」とし、購入「プ ログラムは加速した。今後もさらに購入するだろう」と話した。

ECBは5月10日に購入プログラムを開始。総額は690億ユー ロになっている。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE