韓国:米韓FTAは相互に有益、自国自動車メーカーへの影響は限定的

韓国政府は、修正合意した米国と の自由貿易協定(FTA)について、相互に有益であり韓国自動車メ ーカーに打撃を与えることはないとの見解を明らかにした。

米韓両国は3日、批准手続きが滞っていたFTAの従来の合意内 容を修正し、自動車と豚肉に関する規定を変更することで一致した。 新たな合意では、米国は韓国車に対する2.5%の関税を5年で撤廃す る。従来は即時または3年で撤廃するとしていた。また米ホワイトハ ウスの資料によれば、韓国は米国車に対する関税(8%)の完全撤廃 はせず、即時4%に引き下げる。

韓国の金宗壎(キム・ジョンフン)外交通商省通商交渉本部長は 5日、ソウルでの記者向け説明会で、「今回の見直しによる韓国車の米 市場販売への影響は限定的だ」と述べた。

両国間の貿易額は約680億ドル(約5兆6200億円)。米国にと っては1994年の北米自由貿易協定(NAFTA)締結以降で最大規 模の貿易協定となり、オバマ政権が掲げる5年間で輸出倍増の目標達 成にも寄与する見込みだ。

米国はまた、トラックに対する25%の輸入関税の段階的撤廃をす ぐに開始するのではなく、8年間維持する。米自動車メーカーは、米 国の安全基準を満たした車を年間2万5000台ずつ韓国に輸出するこ とを認められた。これらについては韓国基準への適合性を問われない。

韓国自動車工業協会は5日、電子メールを通じて発表した声明で、 「今回の合意は不透明感を取り除き、米市場における韓国車の販売と 競争力向上につながる」と歓迎の意向を表した。

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