英中銀:資産買い取り来年半ばまでに拡大へ、景気にリスク-BCC

【記者:Svenja O’Donnell】

12月5日(ブルームバーグ):イングランド銀行(英中央銀行)が 2011年半ばまでに資産買い取りプログラムの拡大を迫られると英商 業会議所(BCC)が予想している。経済成長が「後退」するリスク を理由に挙げている。

BCCは5日に電子メールで配布したリポートで、金融政策委員 会(MPC)が資産買い取り枠を500億ポンド(約6兆5000億円)拡 大し、2500億ポンドとするとの見通しを示した。経済成長率は今年が

1.8%、11年が1.9%、12年が2.1%になると予測している。

BCCのチーフエコノミスト、デービッド・カーン氏は発表文で、 「MPCはインフレを懸念するために量的緩和の拡大に消極的かもし れない」としながらも、「緊縮財政が行われる際には一段の金融緩和を 実施する確固とした理由が存在する」と指摘した。

英中銀のMPCはインフレ抑制のために利上げするか、景気押し 上げのために刺激策を拡大するかどうかをめぐって意見が3つの方向 に分かれている。政府が戦後最大規模の歳出削減を準備する中で、英 予算責任局(OBR)は先週、来年の経済成長率見通しを下方修正し た。

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