欧州株(3日):下落、米統計で回復足踏み懸念-週間は4週ぶりプラス

欧州株式相場は下落。11月の米 失業率が予想に反して上昇したことから、世界の景気回復が足踏みす るとの懸念が強まった。ストックス欧州600指数は週間ベースでは上 昇し、4週ぶりプラスとなった。

BNPパリバ・フォルティス・グローバル・マーケッツの調査責 任者、フィリップ・ガイゼル氏は、「心配だ。景気は何とか苦境を脱 しようとする段階にある。大量のリスクが2011年に持ち越される」 と語った。

英保険会社オールド・ミューチュアルと、英銀バークレイズを中 心に金融株が下げた。ディーゼルエンジンメーカーの独ドイツは大幅 安。同社株主が株式の20%を売却したことが嫌気された。

ストックス欧州600は前日比0.3%安の270.94。前日までの2 営業日間の上げ幅は7月以降で最大だった。欧州中央銀行(ECB) が緊急融資措置と国債購入プログラムを延長したほか、米中古住宅統 計で米景気回復への期待が高まったことが背景にある。週間ベースで は1.7%上昇した。

米労働省が3日に発表した11月の雇用統計によると、非農業部 門雇用者数は前月比3万9000人増加と、ブルームバーグ・ニュース がまとめたエコノミスト調査の中で最も悲観的な予想さえも下回った。 失業率は9.8%と、4月以来の高水準を記録した。

オールド・ミューチュアルとバークレイズはいずれも2.5%下げ た。ドイツは9.7%下落した。

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