中国株(終了):大半の銘柄が下落-上海総合指数ほぼ変わらず

中国株市場では大半の銘柄が下落。 インフレ抑制に向けた追加的な金融引き締めの見通しが強まったのを 受け、売りが優勢だった。上海総合指数はほぼ変わらず。週間ベース では4週連続の下げとなった。

中国工商銀行(601398 CH)や中国建設銀行(601939 CH)を中 心に銀行株が安い。国際通貨基金(IMF)が追加利上げを促したこ とが嫌気された。中国最大の自動車メーカー、上海汽車集団(SAI Cモーター、600104 CH)も下落。一方、不動産株は上昇。売上高目 標を予定より4年早く達成した最大手の万科企業(000002 CH)が高 い。

国泰君安証券のストラテジスト、張坤氏(上海在勤)は、「中国 政府がインフレ抑制のシグナルを送り続ける限り、相場は方向感のな い動きになろう」と指摘。「米国など他市場からの好材料だけでは、 中国株の下落傾向が変わることはない」と語った。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の両方に連動す る上海総合指数は前日比1.2ポイント安の2842.43で取引終了。上 海、深セン両証取のA株に連動するCSI300指数は0.1%高の

3158.16。

中国当局は「慎重な」金融政策に移行すると伝えた国営新華社通 信の報道を受け、一時下げ幅を拡大する場面があった。中国政府は現 行の金融政策を「適度に緩和的」と形容している。

--Irene Shen. Editors: Allen Wan, Richard Frost

--* 参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 柴田 広基 Hiroki Shibata +81-3-3201-8867 hshibata@bloomberg.net  Editor:Masashi Hinoki 記事に関する記者への問い合わせ先: Irene Shen in Shanghai at +86-21-6104-3049 or ishen4@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Darren Boey at +852-2977-6646 or dboey@bloomberg.net

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