日本:小麦の供給確保に動く、入札前倒し-豪降雨で供給減、価格上昇

【記者:高田亜矢】

12月3日(ブルームバーグ):アジア2位の小麦輸入国である日本 は、小麦の供給確保に動いている。降雨の影響でオーストラリア産小麦 の品質が低下し同国の製粉用小麦の供給が逼迫(ひっぱく)、相場を押 し上げているためだ。

農水省食糧貿易課の塩川白良・課長は電話インタビューで、国内の 製粉会社の需要に対応するため輸入小麦の入札を2日間前倒しする方針 を明らかにした。2日に実施した入札での購入量は20万9297トンと 2年ぶりの高水準に達した。次回の輸入入札は7日に実施する予定。買 い入れ予定数量は19万3417トン。

高品質小麦を確保しようとする動きが強まり米国産の需要が増加す る可能性があるとの見方を背景に、シカゴの小麦先物相場は2日、約4 カ月ぶりの高値に達した。

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