高頻度トレーダー、EUの規制に直面-注文回数を制限、報告義務化へ

高頻度取引を行うトレーダーは、 欧州連合(EU)による注文回数の制限および、コンピューターのア ルゴリズム(コンピューターを使った取引戦略)について規制当局へ の報告義務化に直面している。

ブルームバーグが入手したEUの提案の草稿によると、高頻度ト レーダーは、一定の「執行した取引に対する注文の比率」を超えては ならず、利用する取引戦略を「管轄当局に通知」しなければならない。

欧州証券規制当局委員会(CESR)のタバレス委員長は、11 月29日のブリュッセルでのインタビューで、大部分の高頻度取引は 「アルゴリズムを使って行われており、規制当局は市場の不正利用が 組み込まれていないか確認するため、それらの背景について理解しな ければならない」と述べた。

米商品先物取引委員会(CFTC)は10月、金融規制改革法 (ドッド・フランク法)の一環として、アルゴリズム取引のほか、市 場参加者が売買決定に関して他のコンピューターを欺く「スプーフィ ング」や、大量の売買注文を出し、直後に取り消す「クオート・スタ ッフィング」などについて調査する方針を示した。

EUの措置は、欧州委員会のバルニエ委員(域内市場・金融サー ビス担当)が8日に発表する予定の金融商品市場指令(MiFID) の見直しの一環。

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