三洋電:セル変換効率が世界最高の太陽電池、欧州で発売へ

パナソニック傘下の三洋電機は3 日、光を電力に変えるセル(発電素子)の変換効率が21.6%と世界最高の 太陽電池を量産化し、このセルを組み込んだ太陽光パネルを来年2月に 欧州で発売すると発表した。日本でも順次展開する予定。

新製品では太陽電池「HIT」のセル変換効率を従来製品から0.5% 引き上げた。すでに研究レベルでは23.0%を達成しており、できるだけ 早く量産レベルでの実現を目指し、12年度には量産を加速したい方針。

しかし、コストが高いという課題は残るため、会見した前田哲宏執 行役員は、13年には日欧の主力ブランドメーカーのレベルにまで「コス ト競争力を高める」と話した。新製品のセルは島根工場(島根県雲南 市)と二色の浜工場(大阪府貝塚市)で生産し、モジュールはハンガリ ーの工場で生産する。投資額は、モジュール生産のみに対して数十億程 度となる予定。

セルや電極を組み立てて並べたモジュールベースでの変換効率は

18.6%から19%に高めたが、三洋電機によると、米サンパワーに続く2 位にとどまっているという。

Editor: Tetsuki Murotani Hitoshi Sugimoto

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