来週のNY原油先物:上昇・横ばい予想で割れる-米景気回復と在庫増

来週のニューヨーク原油先物相場 では上昇・横ばい予想が割れた。米景気回復ペースが速まっている一 方、在庫は増加している。

ブルームバーグ・ニュースがアナリスト28人を対象に実施した調 査では、10人(36%)が来週の原油先物相場が上昇と予想。横ばい予 想も10人だった。下落予想は8人。前回は42%が横ばいを予想した。

全米不動産業者協会(NAR)が発表した10月の米中古住宅販売 成約指数は過去最高の10%上昇。11月27日終了週の米失業保険新規 申請件数の4週間移動平均は43万1000件と2008年8月以来の低水 準だった。

コモディティー・ブローキング・サービシズのマネジングディレ クター、ジョナサン・バラット氏(シドニー在勤)は「米国は改善して いるようだ。景気回復の道を歩んでいる。需給では在庫が依然増えてい る」と述べた。

26日終了週の原油在庫は107万バレル増の3億5970万バレル。 ニューヨークで取引される先物の引き渡し地点であるオクラホマ州クッ シングの在庫は91万バレル増の3450万バレル。

原油先物1月限は今週に入って4.24ドル(5.1%)上昇し、2日 の終値は88ドル。前年同期比では15%上昇。

ブルームバーグは石油アナリストとトレーダーを対象に毎週木曜 日に翌週の原油価格について、上昇、下落、ほぼ変わらずの見通しを 問う調査を実施している。

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