11月の米雇用者数は前月比15万人増、失業率9.6%で横ばいか-調査

11月の米雇用者数は増加し、年初 来の雇用の伸びが100万人を突破したと予想されている。2011年に向 けて米経済は力強さを増したとエコノミストは指摘している。

ブルームバーグ・ニュースが実施した調査では、3日に発表され る11月の非農業部門雇用者数は前月比15万人増(87社の予想中央値) と、年初来では102万人増になったとみられる。だが雇用の伸びは失 業率を押し下げるには不十分で、失業率は8月以来の9.6%(83社の 予想中央値)にとどまったようだ。予想通りなら、9.5%以上の状態が 1年4カ月続くことになり、1948年の統計開始以降で最長。

また、米供給管理協会(ISM)が発表する11月の非製造業総合 景況指数は、5月以来の急速な伸びが見込まれる。雇用増や所得の上 昇がJCペニーやギャップなど小売業者の休暇シーズンの売り上げを 押し上げている。

レイモンド・ジェームズ・アンド・アソシエーツのチーフエコノ ミスト、スコット・ブラウン氏は、「より規模の小さく、歴史の浅い企 業からの多くの採用を予想している」としながら、同社の目先の見通 しでは、実際に失業率を押し下げるには十分ではないと語った。

米労働省は雇用統計を午前8時半(ワシントン時間、以下同じ) に発表する。ブルームバーグ調査の予想レンジは、雇用者数が前月比 7万5000人-20万人増。予想通りなら10月(15万1000人増)とほ ぼ一致する。

ISM非製造業創業景況指数はニューヨーク時間午前10時に発 表される。11月は54.8(76社の予想中央値)と、10月の54.3から上 昇したとみられる。活動の拡大・縮小の境目は50。

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