ルービニ教授:インドの経済成長、中国を10年以内に上回る可能性

米ニューヨーク大学のヌリエル・ ルービニ教授は、インド政府が小売業の外資規制を緩和し、道路や橋 への公共投資を増やせば、10年以内に経済成長率が中国を上回る可能 性があるとの見方を示した。

ルービニ・グローバル・エコノミクスの会長でもある教授はニュ ーデリーで2日、中国がより輸出依存型であるのに対し、インドは内 需主導の経済だとした上で、「インドの将来の成長については非常に楽 観的だ」と指摘。「インフレを抑制しながら、9%成長を維持すること がインド経済の課題になる」と語った。

インドについては、モルガン・スタンレーのエコノミスト、チェ タン・アーヤ氏も、2015年までにインドが経済成長ペースで中国を追 い抜き、世界で最も高い成長率を実現すると予想。成長率が11年から 15年の間に9.5%に加速するとみている。今週発表された7-9月の 国内総生産(GDP)は前年同期比8.9%増加した。

インドのシン首相は国内のインフラ整備のため、17年までの5年 間で道路や港湾、発電所への公共投資額を1兆ドル(約84兆円)に倍 増させる計画だ。

一方、小規模小売業者の保護を目的とするインドの法律は、外国 からの投資を単一ブランドないし卸売業に限って認めているが、米ウ ォルマート・ストアーズなど複数の小売業者がインド政府に規制緩和 を求めている。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE