野田財務相: 子ども手当上積みの財源確保へ結論急ぐ

野田佳彦財務相は3日の閣議後会 見で、2011年度以降に3歳未満の子ども手当が上積みされる方針で決 着したことを受け、2400億円の財源確保について「なるべく早く結論 を出したい」との認識を示した。共同通信などによると、政府は子ど も手当について、3歳未満に限り、現行の月額1万3000円から7000 円上積みし2万円を支給する方針を2日決めた。

財務相や玄葉光一郎国家戦略担当相は2日の5大臣会合で同方針 を決定したが、財源は結論を先送りとした。財務相は厚生労働省が求 めている配偶者控除の見直しよる財源確保について「政府税制調査会 の議論の推移を見ながら判断したい」と言明。所得制限導入について も引き続き議論していく考えを示した。

一方、基礎年金の国庫負担比率の維持について、「まだ何かが固ま ったわけではない」との認識を示した。同省は2.5兆円に上る財源確 保は困難として、現行の2分の1から3分の1への引き下げも含めた 協議を厚労省と行っている。

民主党内では事業仕分けで指摘された「鉄道建設・運輸施設整備 支援機構(鉄道・運輸機構)」の剰余金約1.2兆円などを活用し、財源 に充てるよう求める声もある。これに対し、財務相は「まだ具体的な 話はしていない」と述べた。

共同通信は3日、政府・与党が基礎年金の国庫負担割合について、 現行の2分の1を維持する方針を2日に固めたなどと報じた。

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