ロンドンの自転車レンタル事業:黒字化にめども、一時利用もOKに

ロンドンのボリス・ジョンソン市長 が打ち出した、より多くのロンドン市民に自転車利用を促す1億4000 万ポンド(約183億円)規模のプロジェクトが利益につながる可能性が ある。レンタル自転車がさらに利用しやすくなるためだ。

ジョンソン市長の運輸アドバイザー、クルビア・レンジャー氏は先 週のインタビューで、バークレイズ・バンクから2500万ポンドの支援 を得て、この取り組みは「ロンドンで最も効率的な公共交通手段の1つ となる可能性がある」と述べた。

ジョンソン市長は2008年の選挙公約で、このプログラムに関して 納税者がコストを負担することはないとしていたが、今年7月には収益 につながるかどうか「現実的に」考える必要があると表明していた。レ ンジャー氏はプログラム開始前、年間最大500万ポンドの赤字となる可 能性があるとみていた。現行の登録会員以外にも利用が広がり、納税者 にとって損失につながる可能性はないと見込んでいる。

プログラムが導入された7月以降、ロンドン交通局から鍵を購入し た10万8000人だけが自転車を利用できていた。今月3日以降はデビ ットカードやクレジットカードを保持していれば誰でも5000台の「ボ リス・バイク」と呼ばれる自転車の鍵を解除するID番号を取得するこ とができる。

一時的な利用者も登録会員同様、2時間のレンタルで6ポンド、 1日なら50ポンドを支払う。ただ、最初の30分は無料で346カ所の 駐輪ステーションで借りたり返したりできる。

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