Fリテイリ株一転下落、既存店振れ大きく投資見極め困難と

カジュアル衣料ブランド「ユニク ロ」を展開するファーストリテイリングの株価が一転下落。ほぼ半月ぶ りに1万3000円台を割り込んだ。「ユニクロ」売上高の振れが大きく、 投資時期が見極めにくいとの見方が出ている。

Fリテイリ株は一時前日比で600円(4.5%)安の1万2970円まで 下げた。取引時間中の1万3000円割れは11月18日以来。値下がり率 は10月12日以来の大きさ。東証1部での値下がり率は4位、売買代金 は2位。11月の国内ユニクロ既存店売上高は、前年同月比14.5%減と 4カ月連続で前年を下回った。

スタッツ・インベストメントマネジメントの大木昌光ファンドマネ ージャーは「既存店売上高の振れ幅がこれだけ大きいと投資タイミング を見極めるのが難しい」と話した。既存店売上高は9月に7年7カ月ぶ りの大きさとなる24.7%減、続く10月は1.1%減までマイナスが縮小 していた。

一方でゴールドマン・サックス証券は2日、目標株価を1万1000 円から1万1500円に引き上げた。河野祥アナリストはリポートで「月 次に左右される展開から商品絞り込み、調達、海外戦略に視点を移すべ き」と指摘した。その上で「得意とする冬物が想定内で推移することで、 業績大幅悪化リスクは回避しよう」と投資判断は中立で据え置いた。

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