欧州は来年リセッション入りへ-世界最大の為替ヘッジファンド会長

世界最大の為替ヘッジファンド、 米FXコンセプツのジョン・テイラー会長は、欧州が来年リセッショ ン(景気後退)に陥るとの見方を明らかにした。救済策を講じても域 内のソブリン債危機を解決できないとしている。

テイラー会長は、ニューヨークで開かれたブルームバーグ・リン ク主催のヘッジファンド関連会合で、欧州の状況が解決するまでには 「多くの時間が必要だ」との認識を示した。その上で、「経済規模が 大きいことから、これは市場が収縮することを意味する」と述べた。

同会長はまたパネルディスカッションで、経済が脆弱(ぜいじゃ く)な一部の国が離脱して「ユーロ圏は小さくなる」と予想。いずれ は経済の強い国が「もう十分だ。君たちはユーロ圏から出ていってく れと言わざるを得なくなる」と述べた。

米マクロ・リスク・アドバイザーズのディーン・カーナット最高 経営責任者(CEO)は同じパネルディスカッションで、「われわれ は根本的な支払い能力の問題に取り組んでいるが、単一通貨という事 実が事態を極めて深刻にしている」と指摘した。

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