バーゼル委新規制は修正も、EUの景気回復に脅威なら-バルニエ委員

欧州連合(EU)は、バーゼル銀 行監督委員会がまとめた銀行の新しい自己資本・流動性基準案である 「バーゼル3」が域内の景気回復に脅威となる場合には修正する可能 性がある。EUの行政執行機関、欧州委員会のバルニエ委員(域内市 場・金融サービス担当)が明らかにした。

バルニエ委員はバーゼル3のEUにおける施行の責任者。金融機 関や一部の政府は銀行の融資能力が妨げられるとして、新規制の修正 などを同委員に要請している。

同委員は2日にブリュッセルで開かれた会合で、EUでバーゼル 3を施行する際には「合意に盛り込まれた措置を慎重に調整しなけれ ばならない」と述べ、EU当局は「景気回復を妨げる」措置を講じる ことはないと語った。

20カ国・地域(G20)首脳会議は金融危機の再発を防止するため、 自己資本・流動性規制を強化したバーゼル3を先月承認した。バーゼ ル委は1日、バーゼル3の文言の詳細で合意した。

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