米量的緩和第2弾、望ましくない水準にインフレ加速も-ヤルデニ氏

米連邦準備制度理事会(FRB) の量的緩和策第2弾はインフレ率を望ましくない水準に加速させる恐 れがあると、ヤルデニ・リサーチのエドワード・ヤルデニ社長兼チー フ投資ストラテジストが指摘した。

ヤルデニ氏は2日、ニューヨークで開かれたブルームバーグ主催 のヘッジファンド関連会議のパネル討論会で、「FRBはこの夏も手を 休めることができなかった」とし、「時には忍耐も必要だ」と述べた。

FRBは11月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、来年6月 にかけて6000億ドル(約50兆円)の米国債を追加購入する計画を決 めた。8月には、景気回復のペースがこれまでの予想以上に緩やかに なるとして、証券保有残高を維持する方針を示した。

インフレを招くような金融・財政政策に対して債券売りで抗議す る投資家を1980年代に「債券自警団」と名付けたヤルデニ氏は、FR Bが米国債を購入しても米10年債利回りは1年後に4.5%に上昇する 可能性があると予想した。同利回りが前回、この水準に上昇したのは 2007年10月。

同氏は「債券利回りはあまりにも低く、今後上昇に向かう」と述 べた。

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