JQ-TOP20のETFが新規上場、新興市場対象では初

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JASDAQ-TOP20上場投 資信託(ETF)が3日、大阪証券取引所に新規上場した。ジャスダ ックの主要20銘柄で構成する指数「JASDAQ-TOP20」に連 動する商品で、国内新興市場の株価指数に連動する上場投信としては 初めてだ。ジャスダック代表銘柄に投資できる商品として市場参加者 らの人気は高く、初値は1623円と基準値段の1597円を上回った。

上場初日の終値は1612円、一時は1640円まで上げる場面があっ た。売買高は12万880口、売買代金は1億9558万円。大証によると、 ことし上場したETFの初日売買代金としてはトップだそうだ。

証券ジャパンの大谷正之調査情報部長は、「新興市場を代表する銘 柄を一度に売買できる商品であるため、事前人気は高かった。新興市 場は11月上旬から底入れしてきており、上場するタイミングも良かっ た」と話している。

JASDAQ-TOP20上場投信は、楽天や日本マクドナルド ホールディングスなど、時価総額や流動性の高い20銘柄で構成される JASDAQ-TOP20指数に連動する。売買単位は10口。同指数 の前日終値ベースで算出した最低投資単価は1万5970円だった。運用 はシンプレクス・アセット・マネジメントが行っている。信用取引は 売り買い共に可能だ。

いちよし証券投資情報部の宇田川克己課長は、「空売り出来る意味 は大きい。新興市場の銘柄は空売りが難しかったため、上がったら上 がりっぱなし、下がったら下がりっぱなしと需給がいびつだ」と指摘。 しかし、「代表的な指数に連動した商品が需給を反映できれば、マーケ ットの健全性が増していく」と言う。

大証の松本学副社長は3日、同ETF上場のセレモニーで、「常日 ごろから日本の成長、明るい未来は新興市場にあると思っていた。新 興市場を明るくする起爆剤になると考えている」と述べた。

JASDAQ-TOP20指数は、旧ジャスダックとヘラクレス 市場が統合した10月12日から算出を開始した。算出以来、前日まで 17%上昇しており、同期間のジャスダック指数の上昇率4.4%もアウ トパフォームしている。ETF組成に伴う流動性の向上などが期待さ れ、ETF上場前から構成銘柄には先回り的な買いが入っていた。

--取材協力:浅井 真樹子 Editor:Shintaro Inkyo、Makiko Asai

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