米スプリント債保証コスト低下-傘下クリアワイヤが起債発表

2日のクレジット・デフォル ト・スワップ(CDS)市場では、米3位の携帯電話事業者スプリン ト・ネクステルの社債保証コストが3週間ぶり低水準となった。同社 が過半数株式を保有する米高速無線通信事業者クリアワイヤが少なく とも11億ドル(約920億円)の社債を発行すると発表した。

調査会社ギミ・クレジットのシニアアナリスト、デーブ・ノボセ ル氏は電話インタビューで、クリアワイヤにそれだけの規模の起債が 可能なら、同社が依然として稼働していることを示し、スプリントに とっては朗報だと指摘した。

CMAによると、スプリントのCDSスプレッドは40.5ベー シスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の366.8bp。クリ アワイヤが11月4日に事業を継続するのに十分な資金がない可能性 があると公表したことを受けて、同月は急上昇していた。クリアワイ ヤがデフォルト(債務不履行)に陥れば、その影響でスプリントもデ フォルトに追い込まれかねないとの見方が広がった。

マークイット・グループによれば、北米企業の信用リスクの指標 であるマークイットCDX北米投資適格指数のスプレッドは2営業日 連続で低下し、8営業日ぶり低水準となった。欧州中央銀行(ECB) が、債務危機で金融市場に「深刻な」緊張が生じているとして、出口 戦略を先送りし、国債購入を継続する方針を示したことが手掛かり。 ニューヨーク時間午後5時1分(日本時間3日午前7時1分)現在は

3.4bp下げて92.3bp。

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