マドフ受刑囚の管財人、米JPモルガンを提訴-詐欺助けたと主張

巨額詐欺事件で服役中のバーナー ド・マドフ受刑囚の事業を清算している管財人は、同受刑囚の「メー ンバンク」だった米銀JPモルガン・チェースを提訴した。賠償など 64億ドル(約5370億円)の支払いを求めている。

ニューヨークの連邦破産裁判所が管財人に指名した弁護士のアー ビング・ピッカード氏は2日の発表資料で、マドフ受刑囚の詐欺を助 けたとしてJPモルガンを同裁判所に同日提訴したことを明らかにし た。54億ドルの損害賠償と費用10億ドルの支払いを要求している。

ピッカード氏の代理人、デービッド・J・シーハン弁護士は発表 資料で「JPモルガンは、マドフ受刑囚の周囲の多くの危険信号を知 った後も、詐欺に対し故意に目をつぶっていた」と主張。「JPモルガ ンはこの詐欺の中心にいて、それに十分加担していた」と述べた。

米銀2位のJPモルガンは2日の発表資料で、「当行は、マドフ受 刑囚が画策した詐欺を承知しておらず、助力することは全くなかった」 と表明。ピッカード氏の主張は「無責任かつ行き過ぎ」だとした。

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