米小売り大手の売上高:3月以来最大の伸び-感謝祭の週末の値引きで

11月の米小売り大手の既存店売上 高は3月以来の高い伸びとなった。アバクロンビー&フィッチやJC ペニーなどの好調が目立ち、アナリスト予想を上回った。感謝祭の週 末を中心に値引き商品の売れ行きが堅調だった。

10代向け衣料小売りのアバクロンビーは既存店売上高が22%増 と、リテール・メトリクスが集計したアナリスト予想平均の6.4%増 を上回った。百貨店で米3位のJCペニーは9.2%増となり、予想の

3.3%増を超える伸びだった。衣料品小売りのギャップも5%増と、予 想を上回った。

小売り業者は11月の値引きを過去数年に比べて早い時期から開 始し、1年で最も買い物客が多く、感謝祭の翌日に当たるブラック・ フライデーまで続けた。雇用見通しとともに家計も改善している一部 の消費者は支出に前向きになっている。コンサルティング会社アリッ クスパートナーズのディレクター、キース・ジェリネク氏は「消費者 は状況が悪化することはなく、トンネルの先には明かりが見えると信 じて一段と楽観的になっている」と分析した。

リテール・メトリクスが小売りチェーン30社余りを対象にまとめ た11月の売上高は全体で5.3%増と、14カ月連続の伸びとなり、予想 の3.5%増を上回った。3月は8.7%増で、過去10年で最大の伸びだ った。

2日の米株式市場ではニューヨーク時間午前10時11分(日本時 間3日午前零時11分)現在、アバクロンビーは前日比3.93ドル(7.8%) 高の54.37ドル。JPペニーは53セント(1.6%)高の34.23ドル。

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