トリシェECB総裁:EU救済基金の規模拡大に反対しない意向を示唆

欧州中央銀行(ECB)のトリ シェ総裁は、欧州連合(EU)が設けた7500億ユーロ(約83兆円) の救済基金について、必要とあれば規模を拡大することで各国政府に は反対しない意向を示唆した。

トリシェ総裁は2日、フランクフルトでのブルームバーグテレビ ジョンとのインタビューで、「このファシリティーはその時々に生じ る困難の度合いと一致させる必要がある」と発言。「これはECBの 決定ではなく、各国政府が決めることだ」と述べた。

11月28日に決定した850億ユーロのアイルランド救済パッケ ージに対する金融市場の反応は分かれた。同総裁のこの日のメッセー ジは、ポルトガルやスペインへの債務危機拡大を回避する次の行動を 欧州の首脳らに任せるものだ。

総裁は「各国の当局すべてが現時点での責任を果たす必要がある ということが、各国政府に対するECBのメッセージだ」と発言。 「ECBは自らの責務を果たしていると私は信じる」と述べた。

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