欧州株:続伸、ECBが流動性措置の解除を延期-ホッホティーフ高い

欧州株式相場は続伸。2営業日 の上げ幅は7月以降で最大となった。欧州中央銀行(ECB)が緊急 流動性措置の解除を延期したほか、米中古住宅統計で同国景気への期 待が高まったことが好感された。

オーストラリア鉱山会社、BHPビリトンが資源銘柄の上げを主 導した。自動車株も総じて高い。ドイツのBMWは上場来高値を記録。 同社の11月の米自動車販売台数は30%増加した。独建設会社、ホッ ホティーフも買われた。ロシアとカタールがサッカーワールドカップ (W杯)の開催国に決まったことが手掛かり。

ストックス欧州600指数は前日比1.7%高の271.61と、11月 15日以来の高値で引けた。前日は2%の大幅高。ECBがソブリン 債悪化の阻止に向けて追加措置を講じるとの観測が上昇要因。

ノルデア・バンクのチーフストラテジスト、ヘンリク・ルンディ ン氏は、「ECBが金融流動性措置の解除延期を決定したことが株式 にとってプラスだったのは明らかだ」と述べ、「深刻化した債務危機 のリスクを考慮すると、ECBは余りにもタカ派的だった。この日が 正しい方向への跳躍であるのは確実だ」と続けた。

全米不動産業者協会(NAR)が発表した10月の中古住宅販売 成約指数(季節調整後)は前月比10.4%上昇。伸び率は2001年の 同データの記録開始以降で最大となった。

BHPビリトンは3.7%高。BMWは4.8%上げた。ホッホティ ーフは3.4%上昇。国際サッカー連盟(FIFA)はこの日、ロシア が2018年のW杯を開催し、カタールが22年大会を開催すると発表。

ロシア案には13カ所の競技場の建設と3カ所の改装や主要空港 の改装などが含まれている。カタールの計画にはホテルの部屋数を2 倍以上に増やし、9カ所の競技場を新設し3カ所を改装、鉄道や地下 鉄網の建設が盛り込まれている。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE