ゴールドマンとBOA:米S&P500種企業の利益予想を引き上げ

ゴールドマン・サックス・グルー プとバンク・オブ・アメリカ(BOA)は、米S&P500種株価指数 を構成する企業の利益予想を引き上げた。世界経済の改善や企業の手 元現金が記録的な水準にあることを理由に挙げている。

両社のストラテジストはそれぞれリポートで、S&P500種は 2007年に付けた過去最高値の1565.15を下回る水準にとどまる見込み であるものの、利益成長が株価を押し上げると予想した。ゴールドマ ンのデービッド・コスティン氏は、S&P500種が来年19%上昇し、 1450で終えると予想。BOAのデービッド・ビアンコ氏は、1年後の S&P500種の目標を1400と、従来の1350から引き上げた。

コスティン氏は1日付のリポートで、S&P500種企業の1株利 益について、2010年が84ドル、11年は94ドル、12年は104ドルと 予想。従来予想は10年が81ドル、11年は89ドルだった。BOAの 米国株戦略責任者、ビアンコ氏は2日のリポートで、今年が85ドル、 11年は93ドル、12年は99ドルとの予想を示した。従来予想はそれぞ れ83ドル、90ドル、95ドルだった。

両氏とも、企業は手元現金を自社株買いや配当、買収に充てる公 算が大きいと指摘。低い金利やインフレ率も株価上昇を支えると予想 した。

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