ECBウェーバー氏:銀行規制にさらなる強化を-危機再発の防止で

欧州中央銀行(ECB)の政策委 員会メンバー、ウェーバー独連銀総裁は、将来的な危機に対する金融 システムの弾力性を一段と高めるため、世界の各国政府は追加措置を 講じる必要があるとの見解を示した。必要とあれば、銀行の段階的な 解体もこれに含まれるべきだと語った。

ウェーバー総裁は2日、フランクフルトで開催された会議で、銀 行の新しい自己資本・流動性基準であるバーゼルⅢは「前進への思い 切った一歩」と評価。「だが金融システムの弾力性を高めるという目 的を達成するには、追加措置が不可欠だ」と述べ、新しい枠組みの下 で「個別銀行の破たんを完全に排除することは不可能であり、また望 ましいことでもない」と続けた。

20カ国・地域(G20)は、リーマン・ブラザーズ・ホールディン グスの破たんに至った金融危機の再来を防止するため、銀行の流動性 を高めるとともに資本バッファーの上積みを決定している。ウェーバ ー総裁は、資本バッファー上積みが景気を損ねるとは見込んでおらず、 一部でのこうした懸念は「過剰反応のようだ」と語った。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE