来年の米国株11%上昇も、増益と割安感で-ビリニー氏ら

著名資産運用者のレオン・クー パーマン氏とラズロー・ビリニー氏は来年の米株式相場が約11%上 昇するとの見通しを示した。企業利益の増加に加え、バリュエーシ ョン(株価評価)が歴史的水準を下回っていることを理由に挙げた。

資産運用会社オメガ・アドバイザーズの最高経営責任者(CE O)を務めるクーパーマン氏はブルームバーグ・リンクがニューヨ ークで開催した「ヘッジファンズ・ニューヨーク」で発言。「米経 済は良好で、株式相場も順調だ。1年後にこの場に戻ってきたら、 株式相場は上昇しているだろう」と話した。

S&P500種株価指数は12年ぶり安値を付けた2009年3月 の水準から79%上昇している。クーパーマン氏は経済成長が債務 問題で抑制されているものの、株式は債券よりも一段と魅力的だと 分析。オメガの運用成績は、2009年がプラス54%、10年がこれ までのところ19%と、米国株のベンチマーク(基準)を両年とも上 回っている。

S&P500種は年初来安値をつけた7月以来、18%戻している。 米連邦準備制度理事会(FRB)が景気支援への取り組みを示唆し たほか、利益見通しを上回る業績となった企業が増加していること などが要因。ブルームバーグのデータによれば、同指数構成銘柄の PER(株価収益率)は15.1倍と、20年平均の20.6倍を下回 っている。

米調査・資産運用会社ビリニー・アソシエーツの創設者である ビリニー氏は、米株価指数は来年に1333まで上昇するとの見方の 示し、低いバリュエーションから大型株は良い投資先だと付け加え た。

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