iTraxx日本指数は小幅上昇に戻す、不透明感残る-CDS取引

2日のクレジット・デフォルト・ スワップ(CDS)市場では、前日午後から下げていたマークイット iTraxx日本指数は小幅に戻した。米国の景況感の改善や欧州債 利回りの上昇に一服感が出たものの、信用リスクに対する不透明感は 根強く残った。

米国の11月の民間雇用統計や年末商戦の好調などを好感して、 この日の日本株市場では輸出関連株が買われ、日経平均株価は前日 比180円47銭(1.8%)高となった。また前日には、スペイン、イタ リア、アイルランドの10年物の利回り格差も対ドイツ国債で縮小し ポルトガルを中心とした欧州ソブリンの保証コストが低下している。

複数のトレーダーによると、日本の投資適格級発行体で構成す るマークイットiTraxx日本指数は、前日からの下げ基調が続 き午前には94ベーシスポイント(1bp=0.01%)から取引された。その 後は96p、97bp、97.5bpと徐々に上昇しながら取引が成立。CMA 提供の1日のニューヨーク終値(97.3bp)と比較して0.2bpの上昇 となったものの、前日の取引値100bpと比較すると最大で6.0bpの 低下となった。

個別銘柄では、伊藤忠商事が0.2bp上昇して67bpで取引が確 認された。

前日に一時74bpをつけた日本ソブリン5年物は取引がなく、 CMAの東京時間午後4時30分の気配値は68.9bp/71bpだった。

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