資産家ラウ氏:鶴の置物、14億円で落札-秋の香港オークション活況

香港の資産家ジョゼフ・ラウ氏は 英クリスティーズ・インターナショナルが香港で開いたオークションで 2組の2羽の鶴の置物を1億2950万香港ドル(約14億円)で落札し た。中国人バイヤーがけん引し、売上総額はクリスティーズが香港で開 催したオークションとしては最高額に達した。

クリスティーズは1日、中国の古美術品11億3000万香港ドル相 当を売り上げ、6日間の総額は30億7000万香港ドルに上った。最終 日の2日は腕時計7000万香港ドル相当が売却されるとみられてい る。予想通りなら、1週間の売上総額は競合する米サザビーズが10月 に記録した香港でのオークションの売り上げ最高額30億9000万香港 ドルを上回る。

香港を拠点とする収集家、ジョニー・チョン氏(50)は「非常に 積極的に入札する人々がいた」と指摘。「価格はほとんどが予想の上限 だ。ただ、本当に欲しい物があれば苦渋の決断をしなければならな い」と述べた。同氏は中国本土の収集家のために清王朝時代の皇帝の 勅令を120万香港ドルで落札した。予想落札額は6万香港ドルだっ た。

香港はニューヨーク、ロンドンに次ぐ世界3位のオークション市 場。2大競売会社が香港で開いた秋のオークションは、アジアの高級 品需要の力強さを示す場となった。

ラウ氏が落札した七宝の鶴の香炉の予想価格は1億2000万香港ド ルだった。

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