ポルトガルは欧州債務危機の次の犠牲-ヘッジファンドのアルゴノート

ヘッジファンドのアルゴノー ト・キャピタル・マネジメント(運用資産16億ドル=約1345億円) の創業者、デービッド・ガーステンヘーバー氏は、ポルトガルが欧州 債務危機の次の犠牲者になる可能性があると述べた。

ガーステンヘーバー氏(50)はニューヨークから電話取材に答え、 「ポルトガルは構造的に弱い」と指摘。ポルトガルの信用不安がスペ インやイタリアに波及するのを阻止するためにポルトガルが「何らか の形で支援を受ける確率は90%だ」との見方を示した。

同氏は欧州債務危機が世界経済の先行きに最大級のリスクを突き つけていると指摘するマクロ型ヘッジファンド運用者の1人。世界の 株価指数とユーロ相場は欧州債務危機の悪化でここ1カ月は下落基調 となっており、アイルランドは先週、ギリシャに続いて支援要請を余 儀なくされた。

米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は今週、 欧州のソブリン債危機の波及を受けてポルトガルは支援要請が必要に なる可能性があるとして、同国の信用格付けを引き下げ方向で見直す と発表した。

バンク・オブ・アメリカ(BOA)のアナリスト、メアリー・ア ン・バーテルズ氏は11月29日のリポートで、マクロ型ヘッジファン ドがユーロと商品、新興市場、S&P500種株価指数先物を売る一方、 ドルと10年物米国債を買っていると指摘している。

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