モビアス氏:「帰ってきた消費者」が救世主-新興株は長期強気相場に

米消費者信頼感の高まりが世界の 経済成長をけん引し、新興国株の「長期の強気相場」を後押しすると、 マーク・モビアス氏はみている。

テンプルトン・エマージング・マーケッツ・グループ会長として 約340億ドル(約2兆8600億円)相当の資産運用管理に携わるモビ アス氏は1日の電話インタビューで、市場に「消費者が帰ってきた」 と指摘。「驚くべき規模の経済活動がなお起きている。特に新興市場で そうだが、米国でも起こっている」と語った。

ドバイから香港到着後にインタビューに応じた同氏は、「どこに行 っても空港は旅行客や買い物客で混雑している」と話した。

米民間調査機関のコンファレンス・ボードが先月30日に発表し た11月の消費者信頼感指数は5カ月ぶり高水準に上昇。給与明細書 作成代行会社のオートマティック・データ・プロセッシング(ADP) エンプロイヤー・サービシズが今月1日に発表した先月の民間部門の 雇用者数の伸びはエコノミスト予想を上回った。また、ブルームバー グのデータによれば、11月のブラジルの消費者信頼感指数は少なくと も2005年以来で最高。MSCIの指数によると、今年の世界株式相 場の上昇は一般消費財関連銘柄が主導した。

モビアス氏は「景気が2番底に陥ると考えたことはない」し、「あ り得ない」と述べた。

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